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今回は『メガCD』の名作おすすめ神ゲーソフトをランキング形式でご紹介したいと思います。
メガCD(MEGA-CD)は1988年にSEGAが開発した『メガドライブ』の拡張キットとして発売されたハードゲーム機です。
従来ではあり得なかったアニメーションを実装していたほか、ボイスを導入するなど時代を先取りして一部から熱く支持されていましたね。当時の定価は49,800円と高く日本では40万台弱しか売れませんでしたが、世界では600万台の販売記録を出しています。
2018年にはメガCDのソフトが含まれる「メガドライブミニ」も発売されており、改めて注目したいゲーム機です。この記事では代表的な『メガCD』の名作おすすめソフトはもちろん、マニアックなものまで幅広くご紹介しますよ。
ジャンル別に合計17本お届けしますので、気になったメガCDのソフトからチェックしてみてください。
思い出補正もありますのでご了承くださいね。
メガCDのRPG名作ランキングベスト7
7位:ロードス島戦記 英雄戦争
発売日 | 1994/5/20 |
ジャンル | シミュレーションRPG |
メーカー |
人気ファンタジー小説『ロードス島戦記』がメガCDで登場!シンプルなシミュレーションRPG!
原作のOVAに準拠して作られたシミュレーションRPG。
クソゲーの部類に入るかも…と思いつつ、原作ファンのため紹介。アニメーションや出演するキャストがOVAと同じになっており、OVAを元に作られているのが分かります。
当時はあまり気にならなかったのですが、今思うとアニメの劣化が酷かったですね。戦闘はシミュレーション形式で、攻撃時は敵グラフィックが表示される仕組みになっています。(魔神転生に似てるかも)
会話やマップはロードス島戦記を感じさせるのですが、全体的に残念なクオリティです。もう少し頑張ってくれれば名作になったのでは…と思わせるゲームでした。
一般的なシミュレーションRPGを期待する方にはオススメできませんが、原作ファンは楽しめる色々と惜しかったソフトです。
6位:3×3EYES 聖魔伝説
発売日 | 1993/7/23 |
ジャンル | RPG |
メーカー |
メガCDで発売された人気マンガコミックス『3x3EYES』のRPGゲーム!
普通の高校生だった「主人公・藤井八雲」が「三只眼・パイ」の力によって不死身の身体を得る。力を捨てたいパイのため、二人で人間へ戻るための旅に出ます。
現代を背景にしたファンタジーRPGです。ゲーム化に伴い、当時連載中だった週刊誌内で「オリジナルモンスターのデザイン公募」を行うなど、面白い試みをしていたゲームですね。
基本的には原作に基づいたストーリーになっており、『3x3EYES』好きの方が楽しめる内容になっています。原作の獣魔が登場しますが、一部オリジナルの獣魔も存在していました。
終盤はベナレスと一騎打ちになるのですが、アイテムでHPを回復させつつ主力の水牙(スイヤア)で攻撃して倒す…って感じでしたね。原作が終わっていなかった為か、ゲーム内での終わり方に若干の消化不良感があります。
うる覚えですが、美星のサブクエストが難しくてクリアできなかったのが心残りです。
5位:精霊神世紀 フェイエリア MCD
発売日 | 1992/2 |
ジャンル | RPG |
メーカー |
王道のファンタジー世界観が魅力の正統派ロールプレイングゲーム!
さらわれてしまったお姫様を助けるため、冒険の旅へ出る王道系のファンタジーRPG。
当時としてはグラフィックが非常にキレイでパーティメンバーやお姫様が魅力的に描かれています。全体のストーリーは短めになっていますが、演出面も頑張っており爽やかに楽しめる内容です。
難をあげるとしたら敵キャラクターが少し強めなこと。ストーリーが短い分を考慮したゲームバランスなのかも知れません。ちなみにフェイエリアを開発したウルフチームは現在存在しておらず、バンダイナムコスタジオに吸収されています。
王道のRPGを作っていたメーカーが無くなるのは寂しいですね。メガCDでしかプレイできない古き良き名作になっていますよ。
4位:ぽっぷるメイル
発売日 | 1994/4/1 |
ジャンル | アクションRPG |
メーカー |
魅力的なキャラクターが織り成す冒険ファンタジーxアクションRPG!
賞金稼ぎ・メイル、魔法使い・タット、怪獣・ガウの2人と1匹(?)が冒険の旅に出る物語。
『超高額賞金首、魔導士マテリアル・ホルン』を捕まえるために動くメイル、その『賞金首の弟子』であるタット、洞窟に住んでいたガウ、個性あふれるメンバーが本当に魅力的なゲームです。
メイルの声は林原めぐみ氏、タットは石田彰氏、ガウは千葉繋氏など、声優陣も豪華な仕様になっていますよ。所々挟まれる会話も良い感じで楽しめます。
ゲーム内のシステムは日本ファルコムの過去作品『ロマンシア』や『ザナドゥ』を踏襲しています。より進化して遊びやすくなっている印象を受けましたね。
キャラクターデザインは後に『ゼノギアス』や『ゼノブレイド』にも参加することになる田中久仁彦氏が担当しています。
3位:シャイニングフォースCD MCD
発売日 | 1994/7/22 |
ジャンル | シミュレーションRPG |
メーカー |
ゲームギアで発売された『シャイニングフォース外伝』におまけシナリオを追加して発売!
メガドライブを代表するシミュレーションRPG『シャイニングフォース』の外伝作品。
大本はゲームギアで発売されたものを移植した作品ですが、『シャイニングフォース外伝Ⅰ 遠征邪神の国へ』と『シャイニングフォース外伝Ⅱ 邪神の覚醒』の2本を含み、さらにおまけシナリオまで追加されています。
シャイニングフォースを感じさせる世界観やグラフィックを引き継いでおり、旧作が好きな方は確実に楽しめるゲームになっていますね。戦闘システムにも大幅な変更が無いので入りやすいです。
4段階の難易度設定も存在しており、シミュレーション初心者にも優しい使用になっています。シリーズ初めての方でも楽しめるメガCDソフトですね。
2位:LUNAR ~ETERNAL BLUE~
発売日 | 1994/12/22 |
ジャンル | ファンタジーRPG |
メーカー |
不屈の名作「LUNAR」シリーズの2作目!前作のシステムを引き継いでパワーアップ!
ファンタジーの世界観を引き継いだ2作目「LUNAR ~ETERNAL BLUE~」
前作から数えきれないほどの時が経った後の「魔法世界ルナ」を舞台に、主人公・ヒイロの冒険が始まります。人との会話から情報を集めたり、敵と戦ってレベルを上げるなど、基本的なシステムや概念は『王道的なファンタジー』になっています。
ETERNAL BLUEから初めても面白いと思いますが、物語や単語に繋がりがあるため、前作の「ザ・シルバースター」をプレイしている方がより一層楽しめると思います。
最後のボスを倒しクリア後に出現するダンジョンを攻略すると真のエンディングに到達できるなど、やり込み要素もありましたね。
前作の評価が高過ぎたため薄れ気味ですが、本作もメガCD後期の名作だと思います。他ハード機にも移植が行われていますよ。
1位:ルナ ザ・シルバースター
発売日 | 1992/6/26 |
ジャンル | ファンタジーRPG |
メーカー |
魔法世界「ルナ」を舞台に描かれる物語!剣と魔法の王道ファンタジーRPG!
女神と4体のドラゴン、その庇護を受けるドラゴンマスターによって平和が維持されて来た魔法世界ルナ。いつからか女神の姿が消え、ドラゴンマスターも生まれなくなっていた。
本作品はドラゴンマスターに憧れる主人公・アレスを中心に、世界を変える壮大な物語が描かれます。ムービーシーンの絵コンテ演出に力を入れており、当時としては群を抜いた美しさを誇っていました。
音声による会話にも気を配っており、制作陣のこだわりを感じる作品でしたね。LUNARシリーズの一作目であると同時に根強い人気があり、セガサターンやPlayStationなど様々なハード機に移植が行われているメガCDの名作ソフトです。
一早くアニメーションに力を入れていたRPGだと思います。王道ファンタジーを楽しみたい人に自信をもってオススメできるゲームですよ。
メガCDの名作アクションゲームベスト5
5位:サンダーストームFX
発売日 | 1992/8/28 |
ジャンル | シューティング |
メーカー | ウルフチーム |
世界の平和のため戦う!戦闘用ヘリコプターに搭乗し武装テロ組織を倒せ!
パイロット視点で展開する3Dシューティングゲーム。
アーケードゲームからの移植であり、当時の家庭用ゲーム機としては珍しいジャンルになります。デモのオープニングアニメーションがカッコ良くて、プレイする前から期待を高めてくれるシューティングゲームでしたね。
戦闘時は相手によって有効な攻撃方法が異なっており、敵に合わせて航空機関砲かミサイルを選択する必要があります。自分のヘリが撃墜された際の映像にも様々なパターンがあり、やられてもプレイヤーを楽しませてくれる遊び心がありましたね。
今となってはレトロゲームになりますが『初期稼働の1984年』を考えれば、間違いなく当時の最先端を行っていたシューティングです。
『ニューヨーク、グランドキャニオン、海上、島』などステージもバラエティに富んでおり面白かったですよ。
4位:ファイナルファイトCD
発売日 | 1993/4/2 |
ジャンル | 格闘アクション |
メーカー |
アーケードで人気だった名作のメガCD版!ベルトスクロールアクションゲーム!
犯罪集団マッドギアに攫われたジェシカを救うため、恋人のコーディー、格闘家ガイ、父であり市長のハガー、3人が戦いへ赴くストーリーになっています。
スーファミ版ではアーケード版と異なり、2人同時プレイは削除されていましたが、メガCD版では同時プレイが可能になっています。
細かい部分でのクオリティも高く画質も良かったのですが、連打を行う際のスピード感が遅くアクションには許されない『モッサリ感』が致命的でした。
2人プレイの点も含めて、全体的に見ればメガCD版も悪くなかったので非常に惜しまれますね。
あと一歩、本当にあと一歩でメガCDを代表する名作ソフトになっていたと思います。
3位:プリンス オブ ペルシャ
発売日 | 1992/8/7 |
ジャンル | アクション |
メーカー |
アラビアンナイトを思わせる世界観が魅力のアクションゲーム!
囚われてしまったお姫様を救うため、主人公が王宮の最上階を目指す物語。城の中には大臣ジャファーの仕掛けた罠が存在しており、かいくぐりながら先へ進みます。
面白いと思ったのは罠にハマるのは自分だけでなく敵兵もハマることです。上手く罠を活用することで敵を落とせるのも楽しいですね。
アクションゲームですが残機の概念は存在しておらず、その代わり制限時間が儲けられています。時間内にクリアできない場合はバッドエンドになるので、あまりのんびりプレイはしてられませんね。
すり足前進、ジャンプ、ぶら下がりなど一通りのアクションが楽しめるほか、メガCDならではの質の高い音楽や効果音が魅力のゲームですよ。
アラビアンの雰囲気が面白い、一風変わったサイドビュー型アクションゲームですね。
2位:シルフィード
発売日 | 1993/7/30 |
ジャンル | シューティング |
メーカー | ゲームアーツ |
3076年を舞台に『宇宙戦闘機・SA-77シルフィード』が活躍するシューティングゲーム!
ハーフトップビューのシューティングゲームとして狼煙を上げた名作ソフト。
当時はまだ珍しいポリゴンを使ったムービー演出に加えて、きめ細かな仕様が面白かったゲームです。そしてメーカーはお馴染みのゲームアーツ、本当に斬新な発想をしていましたね。
多彩なステージや爽快さを感じさせる音楽も世界観に合っていました。余談ですが、星の資料は『NASA』から提供を受けており、制作のための取材にも力が入っていたのが分かります。
当時のゲームメーカーが常に挑戦していたのが分かる名作ソフトです。
1位:ソニック・ザ・ヘッジホッグCD
発売日 | 1993/9/23 |
ジャンル | アクション |
メーカー | セガ |
メガドラを超えたメガCD名作アクション!ソニックが時空を超えて活躍するシリーズ外伝作品!
人気シリーズ『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』のメガCD版ゲームソフト。
前作と比べると操作方法が若干異なりますが、ステージの仕様が『過去・現代・未来』になっており、また新しいソニックの魅力を感じることができるゲームです。
東映動画(現在の東映アニメーション)がオープニングアニメを担当しており、OPとED共にアニメの質が良いです。全体のクオリティが高いことに加えてBGMもシビれますね。
メガCDを代表する名作ソフトになっているほか、ソニックシリーズの中でも屈指の出来上がりになっていますよ。リングを50枚以上所持してゴールしたプレイヤーに向けて『スペシャルステージ』を用意するなど、やり込み要素も感じさせるゲームでした。
タイムスストーンをすべて集めて『真エンディング』を見て欲しいですね。
メガCDの名作シミュレーション・アドベンチャーベスト5
5位:ゆみみみっくす
発売日 | 1993/1/29 |
ジャンル | コマンド選択 アドベンチャー |
メーカー |
女子高生が不思議な騒動に巻き込まれるアドンベンチャーゲーム!
主人公である吉沢弓美(よしざわゆみみ)の奇妙な体験をプレイするアドベンチャーゲームです。
進行中にいくつかの選択肢を選ぶことが可能になっており、選んだコマンドによって異なるマルチエンディングを楽しむことができますよ。
漫画家の竹本泉先生がイラストを手掛けており、アニメを見ている感覚で楽しめるのが特徴です。今の映像技術とは違い手作業で編集が行われており、制作スタッフの気合と愛を感じますね。
人物紹介のナレーターとキャラクターのやり取りは昭和のアニメを思わせます。学園モノや古いアニメ作品を好む方におすすめです。
可愛らしい世界観と声優さんのコミカルな演技がマッチしているメガCDの名作おすすめソフトです。
4位:天下布武~英雄たちの咆哮~
発売日 | 1991/12/28 |
ジャンル | 戦国シミュレーション |
メーカー |
戦国シミュレーションゲームの先駆け的存在!様々な要素を詰め込んだメガCDの名作ソフト!
メガCDの戦国シミュレーションを代表する名作ソフト。
従来のシステムを網羅した上で独自の機能を追加しており、武将に身分の設定を行っているほか、戦闘を行う際の陣形設定など、細かい部分にもこだわりを感じる戦国シミュレーションです。
陸の戦闘だけではなく海上戦では『水軍』に金を使う必要があるなど、軍資金の用意が大変だったゲームです。敵CPUも手強くゲーム全体の難易度も高めですね。
当時のシミュレーション初心者には少し敷居が高いですが、その分やり応えのある戦国ゲームでした。慣れないうちはゲームオーバーになる方も多かったのではないでしょうか。
織田で今川に勝利するのが辛かったです。理不尽な難しさと慣れれば『ギリギリクリア』できる感覚が上手く混ざっていた名作ソフトですね。
3位:夢見館の物語
発売日 | 1993/12/10 |
ジャンル | バーチャルシネマ (アドベンチャー) |
メーカー |
閉鎖された館を探索する!画期的なシステムを早くに導入したアドベンチャー!
満月の夜、森の中で『光る蝶』を見つけた兄弟。妹はその蝶を追いかけてしまう。
光る蝶を追いかけると自身も蝶になってしまう伝説があり、途中で妹自身も『光る蝶』に変化してしまうことに。昨日まで存在していなかった見知らぬ館の中に入っていく妹。
兄である主人公は、蝶になった妹を助け出し館から脱出を目指します。館には様々な蝶が住んでおり、情報を入手しながら進めて行くのが面白かったですね。
CGの出来は当時最高峰を誇っており独特の世界観を上手く演出していたメガCDの名作です。
内容は短めですが、不思議な世界観と作り込まれた映像が魅力のアドベンチャーゲームでした。
2位:ライズオブザドラゴン
発売日 | 1992/9/25 |
ジャンル | サイバーパンク& アドベンチャー |
メーカー |
オン・スクリーン型で進行するメガCDアドベンチャーゲーム!
2053年のロサンゼルスを舞台に、人間がミュータント化して突然死する事件を解決するため『私立探偵の主人公・ウィリアム』が調査に乗り出す物語。
メガCD版ではフルボイス仕様になっており、選択肢が出るまでは殆どメッセージが表示されることはありません。そのため当時は映画をプレイしているようで面白かったですね。
ただし、アイテムの用途を間違えたり、イベントを飛ばしてしまうとゲームクリアが不可能となり実質詰みます。事実上、攻略法を知らないとクリアは難しいゲームでした。
サイバーパンクの世界観が魅力のアドベンチャーソフトでしたね。攻略情報をネットで調べながら再チャレンジも良いと思います。
1位:ノスタルジア1907 MCD
発売日 | 1991/12/20 |
ジャンル | アドベンチャー |
メーカー | シュールドウェーブ |
セピア調のグラフィックと良質なBGMが魅力のアドベンチャーゲーム!
豪華客船・ノスタルジアに乗船中、爆弾によるハイジャックが発生してしまう。
日本製の爆弾だった為、主人公のヤマダカスケが容疑者として疑われることに。自らの潔白を証明するため、事件の解決に乗り出すというアドベンチャーゲームになっています。
グラフィックはセピア調でノスタルジックな雰囲気を出していますね。1907年という時代背景に合わせて作られているシナリオに加えて、ゲームの世界観に合う良質な音楽がとても魅力的です。
特に音楽は細かく変化するので、プレイヤーを飽きさせません。人物への取り調べを行うほか、最後は爆弾解体に立ち向かうことになりますよ。
メガCD版と言うこともあり、セリフに声が入っているのも良いです。メガCDを代表する名作ソフトですね。
メガCDの名作ソフトまとめ
今回はメガCDの名作ソフトを独自ランキングでお届けいたしました。CDの特性を生かしたゲームが多く、中にはフルボイス仕様のソフトも存在していましたね。
ほかにも様々な名作ソフトが存在していると思いますが、私自身のプレイ数が少ないためランキングの数も少なめになっています。何卒ご了承ください。
なお、ここではメガCDのみを対象に順位を付けましたが、メガドライブの名作ソフトを知りたい方は別にある『メガドライブの名作ソフトランキング』の記事をチェックしてみてくださいね。
メガドライブの名作ソフトおすすめランキング【保存版】隠れた名作と神ゲーを一覧紹介
映像のクオリティは劣りますが、当時ならではの魅力が詰まっているレトロゲーム機です。
メガドライブミニと併せてチェックしてみてくださいね。他のTVゲーム機に関する記事もどうぞ。