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こんにちは! 天狗宇です!
あなたは『自分の本を出版してみたい』と思ったことはありませんか?
もしそうであれば、電子書籍の自費出版を検討してみて欲しいです。一昔前の自費出版というと、紙の本が専門で数十万~数百万の自己負担が必要でした。
ですが電子書籍の自費出版であれば、初期費用0円で出版が可能です。紙の本の方が馴染み深いと思いますが、電子であれば費用が掛からないメリットがあります。
いくつか種類がありますが、一番のおすすめはAmazonが提供しているKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)のサービスです。KDPは審査の敷居も低いです。申請に出して数日もすれば、AmazonのKindleストアに並ぶことでしょう。
『難しそうだけど興味はある』
今回はそんな方のために、知識ゼロからの初心者でも電子書籍の自費出版が行えるよう、役立つ記事をまとめてみました。こちらの記事は全て私が書いたものですので参考にしてみてください。
自費出版に興味がある方に向けて、役立つ知識が詰まっています。ぜひ一度目を通してみてください。
おまけで楽天koboライティングライフでの出版方法の記事もありますよ。それでは早速行ってみましょう♪
*文章をメインとした自費出版の内容になっています。画像の差し込みに関しては説明してありますが、漫画、写真集などをメインに扱う自費出版の説明はしておりませんので、予めご了承ください
Amazon(Kindle)KDPと楽天koboで自費出版する方法
1.電子書籍の自費出版に必要なものを把握する
まずは電子書籍の自費出版に必要なものを把握しましょう。
必要になるのはパソコン、テキストソフト、フリーソフト、効率良く書きたいのであれば「一太郎」とかもオススメです。こちらは自動的に電子書籍のフォーマットに合わせたEPUB3という形式で保存が行えます。
必須とは言えませんが「あると便利!」と言えますね。他に重要なものは…
- 出版用のアカウント(KDP、KOBOへの会員登録)
- 文章を入力したEPUB形式のファイル
- 本の表紙画像
- 登録する自分の個人情報(銀行口座など)
あと必要なのはあなたが書きたいアイデアや発想だけです。
自費出版する内容は何が良い?
あなたがどのようなものを書きたいのか?これに尽きます。『小説、エッセイ、漫画、写真集…etc』あなたが「本にしたいんだー!」と思うジャンル、内容で書いてみれば良いと思います。
無名の人間が書く本なんて売れるのか?っていう意見もあると思いますけど、売れている例も意外とあります。
ジーンマッパーはとても有名な例で、KDPの自費出版をきっかけに出版社から声が掛かり電子だけでなく紙の本としても再出版されています。
作者の方もびっくりしたんじゃないですかね?!凄いことだと思います!この例を見る限り、やらないで悩むより、やった方が良いのではないでしょうか?
2.自費出版サービスの種類を知る
続いて『電子書籍の自費出版サービス』の種類を知りましょう。
有名なのはKDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)ですが、日本の企業が提供している自費出版サービスもあります。基本は電子書籍の販売がメインになっていますが、電子だけでなく紙の書籍も販売できるサービスが提供されていますよ。
オンデマンド方式で自己負担を必要としていないなど、出版者の負担がないものもありますね。
3.Sigil(EPUB3を作成するためのフリーソフト)導入編
電子書籍を作成するにあたって『EPUB3』というファイル形式が推奨されています。このフリーソフト『Sigil』を使って文章を作成していけば、EPUB3形式でファイルの保存が可能です。
有料のソフトであれば他にもありますが、今回は費用を掛けないようにフリーソフトで解説していますので、無料で作成したい方はご覧ください。
4.Sigilの著者情報、著作権などの情報入力
この記事ではメタデータエディターに関して説明を行っています。ファイルに著者名、著作情報などの入力方法に関しても解説しています。
難しそうに感じるかもしれませんが、ひとつずつ記事を読んでいただければできるようになると思います。
5.SigilでEPUB3を実際に作成する方法
この記事では実際にSigilに文章を打ち込んでいく過程に関して説明しています。
ファイル挿入(画像)の方法、知っていると便利な「Clipboard History」についても解説しています。記事を見ていただければ操作方法を覚えられるでしょう。
6.電子書籍内でのリンクの貼り方について
Sigil内でのリンク(URL)設定に関しての解説記事です。電子書籍内でクリックしたユーザーを、指定したURLに飛ばすことができます。
自分のブログ、サイトの宣伝にURLを記載しておくと良いですね。
7.電子書籍の表紙作成方法の解説
電子書籍の表紙を作るにあたって必要なことが書いてあります。
KDP(キンドル・ダイレクト・パブリッシング)と楽天koboライティングライフでは既定の画像サイズに違いがあったり、ファイル形式にもそれぞれの推奨サイズがあります。
8.テキストファイルだけでEPUB3を作る方法
有料のソフトは使いたくない。フリーソフトの操作方法を覚えるのもめんどうに感じる。そんな方のために『テキストファイルを使ってEPUB3を作成する方法』を解説しています。
ただ管理が大変なので、長編の小説を書くのには向いていません。短編、中編程度の小説を出版したい人向けです。
9.KDP登録にあたっての銀行口座設定、米国源泉徴収税に関して(個人向け)
KDPへの登録に関する手順、銀行口座の設定方法、米国源泉徴収税に関して解説している記事です。内容は法人を除いた個人向けになっているのでご了承ください。
以前はKDPで自費出版を行った際、本の売上から米国源泉徴収税が30%引かれていました。今は日本で売れた本に関しては、米国源泉徴収税が掛からないようになっています。
ただし、日本の税金は支払う必要があること、本が米国で売れた分に関しては米国源泉徴収税30%は引き続き掛かります。(英語の本を出版する予定がないなら、あまり気にしなくても良いと思います)
10.作成したEPUBファイルを販売に向けて設定する
こちらの記事では作成したEPUBファイルの販売設定に関して説明しています。
本の詳細情報の入力について、価格設定やKDP(キンドルダイレクトパブリッシング)のロイヤリティについても語っておりますのでご参照ください。
ここまで読んで頂けたなら、自費出版ができるようになっていますよ。
11.楽天koboライティングライフで自費出版する方法と手順
最後は楽天koboライティングライフのサービスに関して説明しています。
楽天で自費出版するには、EPUB3形式で保存したファイルが必要です。登録の流れから規約について、本情報の入力方法など、出版時の価格設定まで解説していますので、楽天で電子書籍を自費出版したい方はどうぞ。
KDPと楽天koboで自費出版する方法のまとめ
以上、電子書籍の自費出版方法をご紹介させていただきました。最後に記事の流れをまとめておきます。
- 電子書籍の自費出版を行うために必要なもの
- 自費出版を行っているサービスの紹介
- EPUB3作成ソフトSigilの使い方
- 簡単な表紙の作成方法
- テキストファイルで電子書籍を自費出版する方法
- KDPで出版するにあたっての登録、銀行口座、米国源泉徴収税金
- KDPの本の登録方法
- 楽天koboライティングライフの登録と自費出版する方法
以上の内容になっています。
できるかぎり難しい専門用語の使用を避け、初めて読む方にも理解していただけるよう書いたつもりです。難しそうに思うかもしれませんが、ひとつずつ覚えていけば、意外と簡単に自費出版が行えると思いますよ。
「やってみたい」を「やってみよう」にすることで、今まで見ることのなかった新しい世界が見えてくると思います。ぜひ出版してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。おすすめのまとめ記事もどうぞ。