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みなさんお金の勉強、マネー本などは読んでいますか?
生きていく上でお金との関係は切っても切り離すことはできません。それならお金に対する理解を深めておいた方がいいですよね。
そこで今回は、お金に関するオススメの本『この世でいちばん大事な「カネ」の話・西原恵理子』を紹介したいと思います。
この本には節約の方法だとか、そういったことが載っている物ではありません。
- お金がないとはどういうことなのか?
- お金を稼ぐということはどういうことか?
- ギャンブルに関すること、金を失うこと、「カネ」の視点、世界の貧困、お金の向こう側など
お金の知識を学ぶというよりも、お金とは何か?という哲学的なもの、道徳、そして西原理恵子と言う人物を通して『お金に関する話』が読める本です。
改めて「お金とは何か」を考えさせてくれる良書になっています。
名前はすでにご存知の方も多いと思いますが、まだ読んでいないなら本当におすすめしたい一冊です!
お金に対する考え、見方を変えてくれる本ですよ。
目次
『この世でいちばん大事な「カネ」の話』は『西原恵理子』の生き様からお金のことを学べる本
本は西原先生の幼少期の話から始まります。
生まれは「高知県の浦戸」で貧富の差がなく、穏やかに暮らしていたこと。
ですが母親の再婚をきっかけに、工業団地に引っ越してから、貧富の差に苦しむ周りの人達を目にし、接していくようになると環境は変わっていきます。
新しい父親はバクチ好きで、母親とよくケンカをしていたこと。周りは常にお金に苦しみ、イライラしている人間の影響を受けて、家庭が殺伐としていった様子などが描かれています。
経済的に苦しいと本当に数円、数十円のことでも喧嘩になるんですよね。
私の家は、父親がアルコール中毒で家計が苦しく、数十円でも間違った買い物をした日は怒鳴られていました。お金がないことは、争いの種になるということが良くわかります。
随所に差し込まれる扉絵は、西原先生の格言が書かれており、身をもって体験しているからこそ出てくる言葉だというのが伝わりますね。
お金の力、強さ、怖さ、その本質が描かれている
文章は西原先生の語り口調なのですが、これが非常に読みやすくて、内容も理解しやすいです。
その当時の時代、その場の背景を想像させてくれるような言い回しでありながらも、内容がしっかりと頭に入ってきます。
「貧困」と「暴力」がなぜ隣り合わせなのか?についても語っており、実体験を通したその考えは、真の答えではないかと思わせてくれます。
- 自分でお金を稼げるようになってから、それが自由に繋がることである理由
- 貧乏は病気であり、そこから抜け出すために絶え間なく前進を続けたこと
- 最下位の戦い方、自分で仕事を掴み取った背景
- 世界を回って世界の裏側、貧困の地に住む子供からの視点に関して
ギャンブル漫画を描くことをきっかけに、勝負師たちと絡むようになり、最終的になんとトータルで五千万円持っていかれた話など、ギャンブルの怖さまで書かれている本です。
お金の話はもちろんですが、西原先生の人生の歩み、思考は人生の参考になるものばかりです。また、ビジネスを学ぶことにも通ずるものがあります。
高須クリニック、高須院長のファンの方にも読んで欲しい
高須院長のファンの方は、ぜひ西原先生の本を読んで欲しいです。西原先生と高須クリニックの高須院長はお付き合いをしている恋人同士です。
ファンの中には西原先生が「お金目当てで付き合った」と勘違いしている方がいますが、本を読めばすぐにそれは間違いだと気付けると思います。
もともと高須院長が西原先生のファンであったことを『ダーリンは70歳 高須帝国の逆襲』で明かしているので、興味があるかたは『この世でいちばん大事な「カネ」の話』だけでなく、こちらも読んで欲しいです。
また、その際は『ダーリンは70歳』を読んでおくと深くおもしろく読めますよ。
『この世でいちばん大事な「カネ」の話・西原恵理子』書評レビューまとめ
本のタイトルは『この世でいちばん大事な「カネ」の話』とあるのですが、学べるのはお金の話だけではありません。
西原先生が漫画家として成功するまでの流れ、世界を旅した話など『お金、ビジネス、人生観、価値観』を1冊で学ぶことができる良書です。
気になった方は、ぜひ本を手に取って読んでみてください。Kindle本だと少し安く買えるのでKindle本での購入もオススメです。
独特の世界観に引き込まれて、一気に読めてしまいますよ。本当におすすめの本です。
西原先生の本はおもしろいものばかりなので、ぜひ他の本も読んでみてくださいね。こちらの関連記事もどうぞ。