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こんにちは! 天狗宇です!
あなたは『自分のドメインパワーがどの程度あるか』気になった事はありませんか?
『ドメインパワー』とは取得しているサイト、ブログドメインの力を示す指標のようなものです。『ドメインオーソナリティ(DA)』とも呼ばれています。
今回はこの『ドメインパワー(ドメインオーソナリティ)』の内容に関して語って行きたいと思います。当ブログの場合は『www.lifelogweb.com』の部分がドメインに当てはまりますね。
- Mozを使ったドメインパワーの調べ方
- 表示されるデータの見方
- ドメインオーソナリティが決まる指標の考察
- 各企業のドメインパワー比較など
上記4点をメインに解説を行っていきますので、興味があるかたはぜひ最後までご覧になってみてください。
自分のブログのドメインパワーを調べたい方、Google検索エンジンからの評価を上げたい初心者の方は必見ですよ。
それではドメインパワーの解説を行っていきたいと思います。
目次
ドメインパワーはWebサイト、ブログの評価基準
ドメインパワーは言葉通りドメインの力を意味します。
検索エンジンから見て『ユーザビリティが最適化されているブログ』や『コンテンツが充実しているブログ』などが高く評価される傾向にあります。
ドメインの力をどうやって調べるのかというと『Moz』というサイトを利用すれば調べることが可能です。実際に『Moz』を使ってドメインパワーを調べてみましょう。
Mozで自分のドメインパワーを調べる方法と表示されるデータの見方
やり方は簡単です。上記のMozのWebサイトから調べたいドメイン(URL)を入力、あとは右側のsearchのボタンを押すだけで完了です。
早速、当ブログのドメインパワーを計測してみました。
当ブログのドメインオーソナリティは20でした。ページオーソナリティは33です。サイトの総合的な評価が20で、ページの評価が33ということですね。
右側の『ページリンクメトリック』は、他のWebサイトから『www.lifelogweb.com』宛てに貼られている被リンク数がわかります。
なお、ドメインパワーの数字が高いと
- 『書いた記事のインデックスが早くなる』
- 『検索の上位に表示されやすくなる』
などのメリットがあります。
オーソナリティ『1』の状態でも検索上位は取れましたが、検索エンジンからの信頼を築けている方が楽ですね。
『詳しく知りたいけど英語が読めない!』そんな方のために、もう少し細かく説明していきますね。
DOMAIN AUTHORITY(ドメインオーソナリティ)
ドメインの権限を示しており、検索エンジンにおけるドメインのポテンシャルを予測して数値化されたものです。
全てのリンクメトリックのアルゴリズムから計測、総合的に判断されたうえでこの数字が決まります。数字は最低1で、最大100までの評価になります。
PAGE AUTHORITY(ページオーソナリティ)
Mozのアルゴリズムで計測された『検索エンジンでのページのランキング』予測になります。ドメインオーソナリティは全体で、ページオーソナリティは個別ページを対象に解析されたものだと捉えて問題ありません。
JUST-DISCOVERED(ジャストディスカバード)
日本語に直訳すると『ちょうど発見された』という意味になります。これは過去60日以内を対象に、ページへ貼られたリンク数をカウントしています。
一定期間の間に発見されたリンクをカウントしていることから『ディスカバード』と呼ばれているようです。
ESTABLISHED LINKS(エスタブリッシュドリンクス)
自分のブログに貼られているリンクの数です。
Root Domains(ルートドメイン)は、ドメイン構造の中で一番上に位置するドメインから貼られている数がカウントされています。(サブドメイン、ノーフォローなどのリンクは含まれません)
Total Links(トータルリンクス)は内部、外部、フォロー、ノーフォローを含んだページに貼られているすべてのリンクの数が表示されています。
これもドメインオーソナリティの数字が決まるうえで、重要な指標になっていますね。
Mozで表示される項目から考えると
- サイトの容量
- ページの内容
- 直近に貼られた被リンク
- 総合的な被リンク
この4つの項目が重要であると考えて良いでしょう。
Mozの有料プランではより高度な機能を使うことができる
Mozで数値化してくれるのは4つの項目ですが、他にも『どのページからリンクが貼られているか』『貼ってくれているドメインのオーソナリティの数字』なども見ることができます。
Mozには有料のプランも存在しており、より高度な機能を使うこともできます。
- スパム解析
- 10,000のリンクを取得
- 無制限のレポート作成
- 時間の経過とともにリンクの追跡
- リンクソーシャル共有データ、他
公式サイトによると様々な機能があるようです。無料版での使用だと制限があり、すべての機能を使うことはできません。また、無料版は同一IPで調べられる回数は3回までになっています。
有料プランは高機能ですが、値段も月250ドルと高額なので、本格的にやりたいという方以外は無料プランで問題ないです。今のところ、私も無料機能のみ利用しています。
Google検索エンジンの解析はMozよりもさらに複雑なシステム
Mozはあくまで会社が提供しているWebサービスです。
Google検索エンジンの解析は、このMozよりもさらに複雑なアルゴリズムが用いられており、Mozで計測した数字が必ずし正しいわけではありません。
どんだけ複雑に作られてるんだよ…って感じですが、充分指標にはなるので活用していくことをオススメします。
ドメインを取得したばかりのオーソナリティは『1』焦らなくて良い
Mozでドメインパワーを調べても、独自ドメインを取得して間もない方はオーソナリティが1の場合があります。
これはまだ正常に評価されていないこと、コンテンツが認識されていないなどが原因としてあげられます。ドメインの運用履歴も関係しているので、オーソナリティが1だったとしても落ち込む必要はありません。
しっかりとした内容の記事を書いていけば、時間はかかりますが検索で1番目に表示されることも可能です。ドメインパワーを調べる際、オーソナリティが絶対的なものと考えず、あくまでひとつの指標としてとらえると良いですね。
各企業Webサイトのドメインパワーを調べて比較してみた
各WebサイトのドメインパワーをMozで調べてみました。見ていておもしろかったので、ご紹介していきたいと思います。
はてなブログ
まずは『はてなブログ』サービスのドメインをチェックしてみました。
ドメインオーソナリティは89、ページオーソナリティは90です。
60日以内に貼られたリンクの数は33,649…さすがに半端じゃないですね。ルートドメインとトータルリンクも凄い数になっています。
1M=100万なので、はてなブログのトータルリンクは180万本ってことに…
誰もが使っている検索エンジン、Googleのドメインもチェックしてみます。
Google.co.jpの方で調べたのですが『ドメインオーソナリティ96』『ページオーソナリティ96』でした。
被リンクの数がとても多く、内容も充実しているはずですが、100点満点ではないのが意外でしたね。オーソナリティで100/100を取るのは、有名な企業でも難しいのが分かります。
『満点のサイトなんて存在するの?』と気になり色々調べてみました。結果、100点のサイトを発見したので紹介しておきます。
wikipedia
やはりwikipediaは強かった…
記事数が多く、情報量も豊富、引用されることが多いので被リンクの数も半端ではありません。
トータルリンクは19万6千本にもなるようです。
そして意外なWebサイトが100点でした。
まさかのツイッターがNo.1!
ドメイン100、ページ97、調べた中では一番オーソナリティが高かったです。ルートドメインは45万9千本、トータルリンクは165万8千本ですね。
ここまで来ると訳がわかりません(笑)
オーソナリティが高くなる要因として、つぶやきがコンテンツと認識されていたり、Webサイトやブログに埋め込んでいるTwitterアカウントが被リンク扱いにされている可能性がありそうです。
こうした考察もおもしろいですね。各会社のドメインオーソナリティも比較してみたいと思います♪
企業のドメインオーソナリティの比較表
サイト名 | DA | PA | 直近のリンク | ルートドメイン | トータルドメイン |
当サイト | 20/100 | 33/100 | 13 | 9 | 136 |
ライブドアブログ | 85/100 | 87/100 | 526,000 | 4,133 | 7,100,000 |
FC2 | 89/100 | 87/100 | 3 | 1,623 | 1,200,000 |
はてなブログ | 89/100 | 90/100 | 33,649 | 3,472 | 1,800,000 |
アメブロ | 91/100 | 90/100 | 193 | 1,409 | 341,000 |
Google(co.jp) | 96/100 | 96/100 | 15,377 | 23,532 | 3,400,000 |
Wikipedia | 100/100 | 91/100 | 236 | 1,985 | 196,000 |
100/100 | 97/100 | 1,740,000 | 459,000 | 165,800,000 |
最後はそれぞれのブログサービスドメイン、各会社のオーソナリティの比較表を作ってみました。一応自分のブログも混ぜてありますが、惨敗も良いところですね…(笑)
こうして見ると、Wikipediaはサイト内容が充実していることから『100/100』に。Twitterはつぶやきの数の多さ、被リンク数が多いことから『100/100』になっていると考えて良いのではないでしょうか。
ドメインパワーはどうやって上げるのか
ドメインパワーは冒頭でも説明したように
- サイトの容量(記事数)
- ページの内容(文字数)
- 直近に貼られた被リンク
- 総合的な被リンク
この4つが重要と考えられます。他にはユーザビリティが優れた内部リンクの充実、訪問者にとってわかりやすく、欲しい情報が見れるかどうか、などがあげられますね。
個人で企業の領域に行くのは不可能ですが、私のドメインオーソナリティも初めは『1』だったので、コツコツ更新して被リンクを獲得、同時に内部リンクの整理を行っていけば少しずつ上がるのは間違いないです。
ドメインパワーを調べる方法と用語解説のまとめ
Mozでブログのドメインパワーを調べる方法、データの見方に関して解説させていただきました。
Web上には無料で利用ができる様々なツールがありますが、Mozもまた非常におもしろいサービスのひとつです。自分自身のブログチェック、これからの指標決め、気になるサイトをチェックなど、ぜひ一度使ってみてください。
Mozでサイトをチェックするとおもしろいですよ。時間のあるときにでも調べてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。ブログ運営に関連するおすすめの記事もどうぞ。