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ベストセラー書評『多動力(堀江貴文・幻冬社)』仕事・生き方のヒントを得れるおすすめ本

多動力の本

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天狗宇です。

今回は『多動力(著者:堀江貴文)』を読み終えた感想、レビューをお届けしたいと思います。

『多動力』は既に23万部を超えるベストセラーになっている人気の本です。この本は堀江さんの思考力、これからの時代を生きるために必要な『多動力』に関して語っています。

この記事で分かること
  • 古い考えに捕らわれると人生のロスになる
  • いくつもの仕事を同時に動かすための思考と力
  • 具体的な人物や例をあげての説明
  • 話の終わりにある『やってみよう!(JUST DO IT)』で自己を振り返る…etc

上記の内容が中心となっており、非常に読みやすい内容で、これからの時代を生きるためのヒントを得ることができますよ。

堀江さん、ホリエモンのファンはもちろん、効率良く仕事を行う方法を考えたい方、今よりさらに前に進むための知恵が欲しい方にもおすすめしたい本です。

時代の必須スキル『多動力』とは何か? 分かりやすい内容でスラスラ読める良書になっています。

とても参考になる本なので、手元に置いて欲しい一冊ですね。

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縦の壁が溶けた時代、多動力こそが重要だとホリエモンは語る

多動力コメント

世の中は『縦社会』と言われていましたが、インターネットの普及で大きく変わっています。

ひとつのことに特化することが強みと思えた過去と違い、モノやネットの進化によって業界にできていた壁が溶けてきています。

本書の中で堀江さんは『水平分業型モデル』の話をしているのですが、これからの時代で生き抜くために、壁に捕らわれない人間、境界を超えて様々なことが出来るスキルの大切さを語っています。

そして、それこそが生きるための『多動力』であると。仕事との向き合い方、時間の取り戻し方、多動力があればすべてこなせること。

その中身やコツを読むことが出来るのは本当にプラスになりますね。

『寿司職人の3年修行』に意味はあるか?無駄のない迅速な行動を心がける思考が学べる

多動力の目次

過去に炎上した寿司職人の3年修行の話題に関して

『多動力』でも語られているのですが、本来短縮できるはずの時間を無駄に使っていると指摘しています。

寿司が大好きで自主的に修行したいという話なら別ですが、必要なくなる可能性があることを修行するのは、技術や産業の衰退に繋がっていく可能性があると私は思います。

その証拠に、古い考えに捕らわれて3年修行している人を置いて、開店からわずか11カ月で『鮨 千陽』を成功させた土田秀信さんは寿司職人としての修行をしていません。

必要な知識だけを抑えて、あとは実務や経営に役立つスキルを身に着けて実践して結果を出していく。多動力とスピードを生かした結果と言える例ですよね。

こういった実例が含まれているので『多動力』は面白く読むことができます。ビジネスに携わる人にもおすすめしたい本です。

人生は一度切りなので、必要としないことに時間を使うのはお金以上に無駄な事だと私も思います。無駄のない迅速な行動力、合理的に動くことの大切さが窺えましたね。

足し算ではなく掛け算の『多動力』で化ける人間になる

多動力の文章一部

具体的な人物の例を挙げて、多数のスキルを持つことによって能力の掛け算を行うことができる有利さを説いている。

これがホリエモンの語る『多動力』の強さです。

同じところに3年居て、1つのスキルを身に着けようとするのも良いですが、ある一定の水準を超えると極めるまでの難易度が上がってしまいます。

いわゆる高みへと到達するにはとてつもないほど時間が掛かるわけです。

それだけ苦労して手に入れても、優位性が保てないのであれば、他のことに手を出して領域を広げて色んなことが出来るようになった方が良い。

出来ること×新しいこと=自分の価値を上げていく

この考えは非常に大切で、過去の常識や普通に捕らわれてはいけないことが分かります。

自分自身でも実感した多動力の強さ

多動力の中表紙

一定の会社から「ウチで働かない?」と声をかけてもらえることがあります。

なぜ私を誘うのか? ふと疑問に思ったので誘ってもらえる理由を尋ねたら「色んなことができるから」という答えが返ってきました。

私は仕事やアルバイトをコロコロ変えているのですが、その際に覚えたことで役に立ちそうなことは他にも生かすように努力しています。

昔、勤めていた会社でWebサイト作成の話になったとき、WordPressの設置をイチから頼まれたことがあります。

他に出来る人間がいなかったので自分1人で作りましたが、給料が発生しながら興味のある分野での仕事は良い勉強になりました。WordPressに触れていたからこそ出来たことです。

今はこのサイトを運営していますが、記事、サイト、画像加工、SEO対策もほぼすべて自分の手で行っています。

過去に行っていたすべてが重なり合うからこそ色んな事ができるようになる。ホリエモンの言う『多動力』に近しいことを、知らないうちに実践していたのかなと嬉しく思いました。

ひとつのことを極めた方が良い業種もあると思いますが、それに見合うだけの時間、コスト、価値があるかどうか、自分自身で判断できるようにならなければダメです。

さらに大きなことをやりたければ、人に任せられる部分は任せることが大切だというのも勉強になりましたね。自分が理解できたことで人に任せても問題ない分野は、任せてみるのも大切です。

『やってみよう!(JUST DO IT)』で読んだ内容を読み返して実践しよう

『多動力』の中で大切だと思ったことは、読むだけのインプットで終わらせないことです。

画像にもありますが、本書では各項目、章の最後に『やってみよう!(JUST DO IT)』のチェックリストが存在しています。

自分自身のこれからに生かすためにも、チェックリストを確認しながら実際にチェックを行うと良いですよ。

ベストセラー書評『多動力(堀江貴文・幻冬社)』書評レビューのまとめ

多動力の裏表紙

今回はベストセラー本『多動力』の書評をお届けいたしました。

ひとつの仕事をコツコツしていれば安泰という時代はとうに終わり、常識にとらわれずに自分の時間を有効にいかして使っていくことの大切さが学べます。

この『多動力』には、変化の多い時代を生き抜くために必要な思考力がたくさん詰まっていますよ。

学生、社会人、色んな業種の方におすすめしたい良本でした。

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